ざれごと

山田尚子さんの発言から

長らく開店休業でしたが、あまり長い話を書く力もないのでちょろっと。 11月30日に催された「京都アニメーション&アニメーションDoファン感謝イベント」の監督対談(with 石原立也さん、武本康弘さん)の最後のほうで聞けた発言(手元のメモ帳に急いで…

ベースがどうとか。

先日、アリア・シンソニードのフレットレスベースを購入した。フレットレスといえば、スタインバーガーのSynapseブランドでも売られているようだが値段がシンソニードの倍くらいするので、おいそれと初心者の自分は手が出ず、買って後悔しそうな気が濃厚だっ…

名前のない食堂

確かに名前のない食堂は存在した。その店はとくに目立って繁盛しておらず、簡素だが決してみすぼらしくない内装は私の好みだったので、昼食の選択肢としてしばしば使った。しかし、その食堂は長続きしなかった。エスニックなランチメニューが一般受けしなか…

『ハーバード白熱教室』第5回を見た。

今回は「人命と金銭」に関わるトピックが2つ。 前半:兵士は金で雇えるか 南北戦争時代、北軍では徴兵による召集を嫌がる人々が、お金を払って代理人を立てることが認められていたとのこと。サンデル教授はこのシステムを「志願制と傭兵制のハイブリッド型…

『ハーバード白熱教室』第4回を見た。

今回はジョン・ロック(1632〜1704)の思想について。 前半:土地略奪に正義はあるか。 政府や法律ができる前の「自然状態」を理想としたジョン・ロックは、人間が労働によって取得したものはその人の所有物であり、他者によって奪われるべきではな…

『ハーバード白熱教室』の第3回を見た。

今回はリバタリアニズムがメインテーマ。 前半:課税に正義はあるか。 サンデル教授によるリバタリアニズムの概要説明。 干渉主義的な立法の否定(例:シートベルトを締めることを強制するな) 道徳的な立法の否定(例:国家が同性愛を禁止するな) 富者から…

『ハーバード白熱教室』第2回を見た。

録画した再放送の鑑賞。今回は功利主義の話。 前半「ある企業のあやまち」 功利主義に対しては割と批判的な論調が感じられた。功利主義の例として、効用を最大化するツールとしての費用便益分析が出てくる。これはつまりメリットとデメリットを帳簿で差し引…

『ハーバード白熱教室』第1回を見た。

4月からの本放送を見逃していたのだが、昨晩からまとめて再放送やってるので録画しておいた。 →http://www.nhk.or.jp/harvard/ 番組の前半は、哲学という学問についての概要的説明。サンデル教授いわく「君たちが既に知っていることを教える」学問であると…

土曜日のあれこれ

アベルに苦戦。 今更ながらiPhone用のストリートファイターにはまっている。総当たり形式だと「ふつう」モードはなんとかなるが「難しい」モードでかなり手こずる。いまだクリアできず。使用キャラは主にリュウ、ベガ、ブランカ。CPUのアベルが難敵。間合い…

『けいおん!!』第7話を見た。

原作では第3巻に出てくる曽我部先輩。けいおん! (3) (まんがタイムKRコミックス)作者: かきふらい出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2009/12/18メディア: コミック購入: 21人 クリック: 241回この商品を含むブログ (187件) を見るこの曽我部先輩が澪のファン…

『けいおん!!』第6話を見た

今回は前回と違って、原作コミックの流れをなぞりながら少しずつ話をふくらましていく趣向ですが、雨降りや小セッションなど、前回と似たテイストも感じられました。今回は複数楽器のアンサンブルではないものの、その場でふっと思いついた流れで曲に入って…

『けいおん!!』第5話に関連したどうでもいい話

前回のエントリーでは、第5話のセッション場面が気に入ったことを書いたのだけれど、あの光景から思い出されるのは5年ほど前に見た山下敦弘監督の『リンダ リンダ リンダ』だった。高校生の女子4人が文化祭でブルーハーツの「リンダリンダ」を演奏するま…

『けいおん!!』の第5回を見た

前回の修学旅行編と時間的にシンクロするかたちで2年生(梓・憂・純)の動向を追う展開。第1期の番外編「冬の日」と同じくアニメ版オリジナルのストーリーで、これといった大きな事件やイベントも出てこない。まあ、予想していたとおり小ネタ連発の回でし…

てすと

Twilogから転載。 こんなのあったんだ・・・すごいすごい。意外に泣ける話かと思いきやカオス展開、最後は綺麗にまとめましたね。こっちの世界でも輝けりっちゃん隊員 http://bit.ly/c6eGCR #keion posted at 22:45:23 単なる自己満足でしかない。 posted at…

『けいおん!!』第3話を見た

今回はスランプに陥った律っちゃんがメイン。話の後半で彼女が憧れていたドラマーとしてキース・ムーン(ザ・フー)の名前が出てきた。何でもキース・ムーンの演奏を見てドラム購入に至ったらしいから、最初に興味を持ったのは中学生の頃からのようだ。中学…

もし放課後ティータイムの5人が担当楽器を総替えしたら

既出ネタかも知れないけど。 澪 ギターは目立つから恥ずかしい・・・という性格だから、必然的に選択肢はドラムかキーボード。ただ、ドラムに関しては「ミニスカだとふとした拍子にパンツが見えるかもよ」と律っちゃんがいらんこと言って震え上がらせてしま…

『けいおん!!』第1話を見た。

冒頭は、唯が曲のバッキングらしきものをコードカッティングで弾いている。そこに他メンバーが次々に加わって(第1期文化祭の逆バージョン的に)オープニング曲につなげるのかと思ったがさにあらず。残念。OP曲はボーカルが音声加工してあるようだし、な…

皮膚のわずらい(2)

土曜日に皮膚科で掌蹠膿疱症と診断されて3日目。ステロイド剤(デルモベート)を塗った上にガーゼを貼って一日中過ごしているのだが、今日になってだいぶ腫れが治まった。ガーゼを当てることで薬効成分が逃げなかったせいか、かゆみもほとんどなくなった。…

皮膚のわずらい

2月に入ってから左の手のひら(の右半分)が炎症っぽくなってきた。ぼくはもともと乾燥肌で、冬の時期はとくに手や指がかさかさになるのでその延長かなと思っていたのですが、炎症の部分をよく見ると小さな水疱が点々とできている。ふだんはどうってことな…

ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第10回“脱亜”への道 〜江華島事件から日清戦争へ〜

概要 途中から、江華島事件の直後くらいから見た。 朝鮮国内での新旧対立、それに覆い被さるようにして生じる日本と清国の対立、そういう構図は、数年前に読んだ角田房子著『閔妃暗殺』でざっと知った話だった。大院君(テウォングン)や金玉均(キム・オッ…

ヤマハのAVアンプが届いた。

先週、電気屋で注文しておいたAVアンプが届きました。ヤマハ AX-V465(B) AVアンプ 5.1ch ブラック出版社/メーカー: ヤマハ発売日: 2009/03/25メディア: エレクトロニクス クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る これを買うきっかけとなったのは …

iPadについて交錯する印象

昨日書いたことのまとめ。 今のところ、ぼくにとってiPadはまだ海のものとも山のものともつかぬ製品である。これは、自分の中に「iPadを使ってこんなことがやりたい!」というヴィジョンがないせいでもあるが、とりあえず現段階での交錯する印象をまとめてみ…

iPad発表に関連して思うこと

2週間ほど放置していたブログにちょこっと書いてみようか。 本日、iPadが発表された。スティーブ・ジョブズの講演模様を見たりもしたのだが、どうなんだろ。iPhoneをデカくしたという印象は否めないし、iPhoneのデフォルトアプリケーションにiWorkが加わっ…

年始の再放送(ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第9回 朝鮮通信使 〜和解のために〜

前回の朝鮮出兵に続いて今回は江戸時代の朝鮮通信使の話。 だーかーら、なんで日本語で解説入れるときに「イムジンウェラン(壬辰倭乱)」って言うのさ?ふつうに「朝鮮出兵」でいいんじゃないの?・・・と、ぼくはのっけから苦い顔でテレビ画面にツッコミを…

年始の再放送(ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第8回 豊臣秀吉の朝鮮侵略)

秀吉の朝鮮出兵は、日本と朝鮮半島の歴史を語る上で避けて通れない話題であることは間違いないのだが、前に書いたように「日本は加害者、朝鮮は被害者」という紋切り型の捉え方で終わってしまってはつまらないなあ、という思いもあった。番組の中では、リポ…

年始の再放送(ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第7回 東シナ海の光と影 〜倭寇の実像を探る〜)

年末に親の家に寄ったら、なぜか父親がこのシリーズをせっせとBDレコーダに録画予約していた。今までこの手の歴史話に食いつきそうな人間とは思えなかったので何だか感心してしまった。 かくいうぼくも、この「日本と朝鮮半島2000年」の本放送はほとんど見逃…

年始にいろいろ買っちゃいました。

Magic Mouse 心斎橋のアップルストアにて1,000円引きで売られていたのを購入。Apple Magic Mouse MB829J/A出版社/メーカー: アップル発売日: 2009/10/31メディア: Personal Computers購入: 26人 クリック: 742回この商品を含むブログ (196件) を見る3年前に…

押しの強すぎる友人と押しの弱すぎるぼく

大学に入ってからはほとんど友達ができなかった。こちらから見て人間的な魅力を覚える人も少なからずいたはずだが、そういうタイプの人はたいていぼくにとって「ハードルの高すぎる」相手であり、おそらく向こうはぼくのことなぞ最初から相手にしない、と思…

感覚・認識のずれについて

昨日のつづきです。 医学に関しては素人なので間違いがあるかも知れないが、自閉症やアスペルガー症候群の特徴を「一般人との感覚や認識のずれ」であるとするならば、ぼくにもそういう部分が少なからずあったと思う。そのために(他の人と比べて)余計な回り…

自閉症かどうかはさておいて。

最近、ネットでときどき自閉症やアスペルガー症候群に関する記述を読んだりする。その記述、というかそうした症状の人の傾向を読んでいると「ひょっとして俺も?」と思わないでもない。数年前にドナ・ウィリアムズ著『自閉症だったわたしへ』を読んだときも…