土曜日のあれこれ

アベルに苦戦。

今更ながらiPhone用のストリートファイターにはまっている。総当たり形式だと「ふつう」モードはなんとかなるが「難しい」モードでかなり手こずる。いまだクリアできず。使用キャラは主にリュウ、ベガ、ブランカ。CPUのアベルが難敵。間合いの取り方が良く分からず、一定の射程距離に入るとすぐに投げ技をかけてくる。それも三連発とかぶん回しとか。こちらの防御がロクにできていないのが最大の問題なんだろうけれど、負けるとくやしい。これで2時間ぐらいすぐつぶれる。なんという堕落。iPhoneの防護フィルムに左で擦ったあとが円形でくっきり残ってる。

イオンモールに行った。

京都駅の南側にできたイオンモールに行ってみた。土曜日ということもあってか館内はけっこう賑わっていた。まあ、ぼくは無印良品くらいしか目当てがないのですが。衣料品店以外にも、シネコンあり、スーパーあり、書店あり、テレビや映画関係のグッズショップありで、小さい子供のいる家族連れなら半日くらいつぶせてそれなりに用が足せるのだろうか。八条通の南側で駅からそこそこ歩かなければいけない距離感が微妙なところなんだけどな。車持ちならそこはクリアできるとしても、京都駅西側のビックカメラがこれまた微妙な距離。
大垣書店では中村佑介の作品フェアをやっていた。ここで缶バッジやポストカードなどグッズを数点購入。中村佑介といえばアジカンであり森見登美彦、最近では毎週「四畳半神話大系」を録画するようになったのだが、その名前を知らない時からあの独特のややレトロチックなモチーフやキャラクターデザインが目を引く存在だった。切れ長の目の少女(&少し年上の男性)を中心に据えた、どれも見ていて安心感のある構図。閉じた世界ゆえの安心感、とも言える。

BECK」完読。

これも今更な話だが、市内のマンガ喫茶で全34巻を完読した。楽器未経験、学校ではわりといじめられっ子の少年がバンドマンとして活躍していくプロセスを描くストーリー。ライブの華々しさがある一方で、プロデューサーの辛辣なシゴキがあったり、メンバーはみんな金欠なので肉体労働のバイトに精を出す描写が多かったり、色恋話よりも男同士の友情に重きが置かれていたり、わりとスポ根なテイストが強い作品。
通して読んでいくと、ライブの直前に必ずメンバーの誰かが行方不明になる、あるいは仲間内の不和が生じる、誰かにとっつかまる、といった感じのピンチがあって「はいはい、また最後の最後で奇跡が起こるお決まりのパターンか」と冷めた気分になったりもするけど、連載をリアルタイムで読んでいなかったゆえの悲しさか。それでも「すぐに次が読みたい!」気分にさせられるのは事実。
連載の始まった1999年頃といえば、国内でもフジロックをはじめとして野外フェスが注目され出した時代だったか。