ランシド@広島クラブクアトロ

10月4日、行ってきました。ランシドのライブを見るのは2年前のZepp Osaka以来ですな。

市電で八丁堀下車、クアトロはパルコ本館10階にあります。
オープニングアクトはRADIOTSというバンドだった模様。ぜんぜん知らなかったがなかなかノリが良い。ヴォーカルの人には色気というか人を引きつける何かがありましたな。
さて、RANCIDですが、最初のナンバーは新作"Let The Dominos Fall"の1曲目"East Bay Night"。新作からの演奏は思ったほど多くなかった。大半は2〜4枚目のアルバムからの選曲。ぼくとしてはやはり3枚目の"...And Out Come The Wolves"(モヒカン野郎が頭抱え込んでるジャケットの奴)を繰り返して聞いていたもので"Time Bomb","Old Friend","Olympia Wa."なんかが流れると自然と身体が動くんだな。わりとスカ系の曲が好きです。
今回は中間に5〜6曲ほどのアコースティック演奏タイムが設けられていた。"Lady Liberty","L.A.River"ではマットがロカビリーの奏者よろしくウッドベースをばちんばちんと鳴らす姿もあり。また、サポートの人(ローディー?)がマンドリンで参加していた。
後半は初期の疾走系ナンバーが多かった。フロア前方ではモッシュやダイブ(ホントは禁止です)が繰り返され、ちょっとだけ巻き込まれかけたのだが、三十代後半に差しかかっているおっさんのぼくとしては体力的にややキツイかな。でも、まあ年に一回くらいならこういう経験も悪くない。ある種のお祭りですからねこれは。
ティムは結構太っていた様子。前にネット経由で耳に挟んではいたが、半袖シャツから出た腕の肉が分厚かった。刺青頭の披露はなく、ずっと黒のニット帽をかぶっていた。ラーズは体型的にさほど変わっていなかった。マットは腕に彫っている刺青を除けばどこにでもいそうな普通のおじさんみたいな感じ。それでいてあのダミ声だから結構ギャップがあったりするんだけれど。新加入のブランデンについてはよく分からない。まあ、何はともあれ間近で見ることができたのはよかったです。やっぱり小さめのライブハウスは良いなあ(ゼップではずいぶん遠目に見ていたから何かしらもどかしさを覚えた)。音響面でも悪いところがなく(ゼップではティムのギターがほとんど聞こえなかった)なかなか満足のいくライブでした。

会場で購入したバッヂとステッカーのセット。