ハレルヤオーバードライブ4巻&Aチャンネル1巻

昨日買った単行本の感想。

ハレルヤオーバードライブ4巻

ハレルヤオーバードライブ! 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ハレルヤオーバードライブ! 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

前巻の流れを引き継いでライブハウス編。中学の卒業式で小雨くんを振ったミキちゃんがまさかの再登場、そして冬夜の兄・浅緋もサプライズゲスト的な形で登場します。
浅緋は、ハルさんのオリジナル曲「希望」をあたかも自分の曲のようにヒットさせた過去があり、物語の中では当然ながら憎まれ役の扱いですが、浅緋兄さんの登場が軽音部員の結束を強くする結果を生み、ハルさんや冬夜のこれまでにない側面が明るみになってきました(とくにハルさんは、今まで見せたことのない憎悪の表情を露わにしていてなかなか衝撃的でした)。
また、巻の最後あたりには、愛葉さんの妹・若葉が出てきます。そういえば3巻の最後にもコデマリさんという謎の軽音部員が顔を出していましたし、これからどういうポジションになっていくのか気になりますね。4巻の流れを見ていると、高田康太郎さんは以前にちょこっと出てきたキャラクターやエピソードを掘り起こすのが好きそうなので、今後の展開が楽しみです。
今後の展開といえば、どうしても「ハルさんが卒業したらどうなるの?」という点が心配になるのですが、もともと学校では「非合法」な部活動なので、音楽活動を学外にシフトしていけば先輩バンド「メタルりかちゃん」をはじめ、部内の人間関係はこのまま持続していけるかも知れませんね(そう思わせておいて新キャラを巻き込んだ再編成が用意されているのかも・・・)。

Aチャンネル1巻

Aチャンネル (1) (まんがタイムKRコミックス)

Aチャンネル (1) (まんがタイムKRコミックス)

今月からアニメ放映が始まった4コマ漫画。いやあ、カワイイですね。
メインキャラが女子校生4人、出版元が芳文社ということで、なんとなく『けいおん!』のキャラクターと比較したくなってしまいます。熱心なファンの方には言わずもがなの話かも知れませんが、個人的な印象の類似を挙げておきます。

  • るん・・・唯(おでこ以外の容姿、天然ボケなところ)
  • ユー子・・・澪(容姿、恐がりなところ、いじられキャラ)、紬(ほんわか口調、中の人が寿美菜子さん)
  • ナギ・・・和(眼鏡、頭が良さそうなところ)、律(口調が男っぽいところ)
  • トオル・・・梓(唯一の後輩キャラ、体型が幼い)

中でもユー子は、ツッコミキャラでないことを除けばほとんど澪なんですね。またぞろニコニコ動画で声優入れ替えMADが出てきそうです。トオルちゃんはあずにゃんとの共通点はあまりないです。コマの下辺に頭部だけがモゾモゾしているところや、子供っぽい水着しか似合わないところは『生徒会役員共』のスズちゃんっぽい印象を受けました。
他の方が既に指摘されていましたが、この作品にも『けいおん!』と同じように「上級生が卒業したらどうなるの?」という心配要素があります。ただ、トオルは梓と違って「先輩・後輩」の意識がもともと希薄な子ですし、4人の関係が学内(部活動)に限定されていないので、仮に上級生が卒業してもゆるゆるとした関係は持続できそうに思います(制服姿は見られなくなりますが)。また、トオルの同級生キャラも1巻の時点で既に2人用意されているところも気になります。