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『けいおん!』高校編8(きららキャラット)

昨日「まんがタイムきららキャラット」2月号を入手しました。映画公開を前にした1月号の休載通知にはやや不安もありましたが、今回で復活、どうだかな・・・と思いつつ読んでみるとなかなか嬉しいサプライズの内容でしたね。復活回としては上々の出来ではないでしょうか。
この8話目でキーとなるスミーレ&ムギちゃんに関しては、おそらく夏合宿か秋の文化祭で鉢合わせさせる予定だろうと踏んでいたのですが、あっさり期待を裏切られました。まさか回想の趣向とは。そして幼少期の2人が見られるのは貴重。
今までからムギちゃんについては、友達の少ない(いたとしても上流階級のお付き合いとしての上っ面関係)寂しい子供時代を送ってきたんだろうなと薄々感じていました。わかるわかる、自分のとこは別に英才教育とまでは行かなかったけど、わりと教育にうるさい親が傍にいたもので、中3くらいから「ここは何としても自分を変えていかないと!このままでは自分がダメになる!」という思いをずっと抱いて生きていましたから。
(まあそれはそうとして、高校1〜2年で顕著だった百合妄想の謎も解けたり)
さて、親の決めたお嬢さま学校に進学しないことを決めたムギちゃんですが、高校に入ってからは部室に自宅のティーセットを持ち込んだり、楽器店では唯のギターを破格の値段で売らせたりと、大胆な行動が続くんですよね。琴吹家の両親はそのあたりどんな思いで見ていたのでしょうか。まあ、娘たちの夏合宿についてはあれやこれやとお膳立てしている描写もあったので、厳格なようで意外とテキトーなのか、親たちもどこかで教育方針を改めたのか、単に過保護なだけなのか。
ともあれ、部室のティーセットについてはスミーレを軽音部に向かわせるためにムギちゃんの仕掛けた策略だったようですが、ムギちゃん本人が幸せな高校生活を送れたことの証でもあるわけですね(ええ話や)。客観的に自分の「妹」を紹介する姿もなかなか新鮮でした。
(憂がスミーレの話に興味津々なのは、自分にも姉がいて、しかも同じように離ればなれになっている共通点があるからですね)
最終コマでは

山中先生「おほほほ、菫ちゃんが卒業するまでは安泰ねー!!」

の発言が出てきましたが、この高校編は梓たちの卒業で店じまいと思いきや向こう3年分の連載を続ける予定なのかも知れません。ただ、劇中の時間の流れがかなり遅いのでスミーレたちが卒業を迎えるまでには8〜9年くらいかかりそうなんですが・・・
先に書いた「鉢合わせ」にはならなかったことを考えると、今後も大学組・高校組の直接的な交流には持っていかず、それぞれの作品でそれとなく相互の関係性をほのめかす方向性なのかも知れません。