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ハレルヤオーバードライブ!2巻

昨日購入。

ハレルヤオーバードライブ! 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ハレルヤオーバードライブ! 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

このマンガを知ってほとんど日が経たないのだけれど、これは一発で気に入りました。
ドラムのハルさんがとんでもなくカワイイのは言うまでもないとして、やさぐれっぽい部分の印象が強かったタンポポさん(ベース)が、ところどころではにかむ表情を見せていて、予想外に可愛かったりします。でもなあ、タンポポって名前だと小学生の頃はさぞかし周囲から馬鹿にされたりいじめられたりしたんだろうなあ。ぼくだったら絶対に親を恨むと思う。何かにつけてつっぱっちゃうのは名前が大きな原因なんでしょう。
予想外といえば、巨乳メイドの愛葉さん(ギター)が見てくれだけでちょっとオツムの弱いキャラかと思いきや、後半ではピンポイント、ジャストタイミングで小雨くんのお尻を叩いています。これからも前面に立って目立つ人ではないだろうし、胸が大きいからといって必要以上にお色気要員じゃないところが良いですな(どうでもいいけど、ギター初心者の小雨くんが愛葉さんからギターを教えてもらうくだりは全然出てこないのは不思議といえば不思議)。
もうひとつ予想外といえば、これまた女子キャラなんですが、メタりかに新規加入の麗ちゃん。メタりか廃部の陰謀もそこそこに、どういうわけか、容姿は十人並みでやることなすこと失敗ばかりの小雨くんにメロメロというのがよくわからない。見た目はそこそこカワイイ子なんですが、そこはやっぱりハルさんには叶わないのですよ。
第2巻では前巻の天真爛漫な可愛さだけじゃなくて、ちょっと思い悩んだ感じの憂いを帯びた可愛さもあります。ハルさんのカットをみるにつけ、こりゃあ如何に小雨が惚れ込んでいるかが分かるというもの。絶対にこれは小雨くん視点だよな。
ところで、怒濤の演奏カットで思い出したのがこれ。

ぼくは今までほとんどメタルに興味ないのですが、思い返せば十数年前、テレビで見て何やこいつら!と本気でビックリしたのがこのパンテラでした。今になって聞き返してみても、グワッと血が沸騰するような衝撃に(一瞬ですが)襲われます。
このマンガが描こうとしているのは、たぶんそういった一瞬、一瞬の衝撃なんだろうと思います。初めて大音量のライブ演奏に触れたときの「何やこれは!」的なショック、初めて自分でガツーン!とギターで歪んだパワーコードを鳴らしたときの感慨、そんな言葉に出せないファースト・インプレッションがすべてなんですね。
確か、小谷野敦さんが「30過ぎてからのオナニーは惰性だ」なんてことをエッセイに書いていたのを覚えていますが、音楽を聞くことだって同じで、年をとると昔みたいに鳥肌が立ってウォーッ!ってな感触を覚える機会は確実に減っています。完全に惰性です。心が打ち震えるような音楽よりむしろ、ゆったりと適当に流して聞ける音楽を選択してしまうもんです。
でも、どっかで「あのころの感触」に襲われたいという部分が自分の中にあるようにも思いますし、ロック的な衝撃(何やこれは!でもかっこええんちゃうの!)と無縁に生きてきた人ってやっぱり違うやろ!と思ったりもします。