『氷菓』8話について。
以下、メモ的に。
今回から『愚者のエンドロール』シリーズ。
8話の特色
アバンのノートPC
8話からの登場キャラクターについて
見た目が暗そうな女子が目についた。
2年生の制作したミステリー映画に登場する鴻巣さん。見るからに陰気そうなキャラクターだけど、舞台となる建物内では先導を務めるなど冷静な判断力も伺える。ハルヒシリーズで長門役の茅原実里さんが声を担当したのは良いチョイス。
依頼者・入須先輩の「使い」を自称する江波さん。この方も地味で、覇気のない口調が印象的。映画の脚本を担当した本郷さんと友達らしい。
入須先輩。今回の依頼者であり「女帝」の異名を取る。
女帝・入須先輩について
- 千反田さんの人脈。
- 口調は尊大だけれど、脅したり、強引に持論で相手をねじ伏せるタイプではなさそう。
- 依頼にあたっては、ホータローたちに頭を下げるなど、一応礼儀は心得ている。
- 里志によれば「周りの人間はいつしか彼女の手駒になる」のが女帝たるゆえんらしい。
- ホータローの推理スキルを知りつつ、最初から彼に直接依頼せず、好奇心旺盛な千反田さんを仲介したところが策士っぽい。
原作との相違点
その他
- 入須先輩と里志が言及していたミステリーの鉄則(?)「十戒・九命題・二十則」について→http://teppan1900.blog.fc2.com/blog-entry-254.html。映画の内容に絡めて、ミステリー作品関係のうんちくが今後いろいろ出てきそうなので、ご参考まで(ちなみにぼくは全然ミステリーには詳しくありません)。
- うんちくといえば、今回はタロットカードのネタも。通学路にて、タロットに通じているらしい里志と千反田さんが、縁のなさそうな摩耶花とホータローを挟んで談笑する位置関係が面白かった。
- 本編ラストに出てきた英題"Why didn't she ask EBA?"の由来など→http://blog.livedoor.jp/tech89/archives/6487316.html
- 作者: 米澤穂信,高野音彦,清水厚
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2002/07/31
- メディア: 文庫
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*1:http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/story/。ここに6/12時点で10・11話の予告が掲載されていたのですが、6/13現在では削除されていました。スタッフの勇み足だったのでしょうか。そのうち復活するはずですが・・・追記。6/15に復活しました。