ロンドン訪問記4(映画けいおん!の舞台モデル関係)ホワイトクリフ・ブライトンピア

  • 前回の続きです。
  • 映画のエンディングに出てきた断崖ホワイトクリフと、カラフルな滑り台"Helter Skelter"のあるブライトンピアを見てきました。

ホワイトクリフまで

  • ブライトン周辺を走るバス。これで"Seven Sisters Country Park"まで移動。

  • カントリーパークの入り口。

  • 中では羊や牛が放牧されていて、でっかい農場のようだった(動物の逃亡を避けるためか、所々に木のゲートが設けてある)。
  • ホワイトクリフまでの道のり、最初はのどかなピクニック気分だが、海辺の断崖へ近づくにつれて登り坂になっていく。

HTT5人が走っていた断崖ホワイトクリフ

  • ちらほら見える白い文字は、観光客が近くの石灰石を集めて作ったもの*1
  • ぼくは歩道橋を渡るのもヒヤヒヤするくらいの高所恐怖症なので、とてもとても崖っぷちには近寄れない。
  • 上の写真に見えるようにホワイトクリフ周辺はウネウネと急な上り下りの勾配がついており、自分のすぐ先の視界が途切れるのである。これがまた怖い。
  • "Seven Sisters"とは切り立つ断崖を7人の聖女だか修道女だかに見立てた命名らしく、この先もどんどん歩いて行けるようだけど恐怖と披露が先に立ってしまったので聖女2人分くらいで引き返してきた(うーん・・・風光明媚な景色を愛でる心理的余裕もなかったなあ)。

  • 写真左:手前を行く男性がだんだん視界から消える、その先の道のりが見えなくなる、これがとても怖くて足がすくんでしまう。
  • 写真右:道のりの勾配を横から見るとこんな感じ。坂を下った先が谷底になっているわけではないと頭では理解できても、正面からいざ挑もうとすると本能的な警戒心がそれを阻んでしまうのであった。まったく情けない限り。

  • ヒヤヒヤしながら歩いていたホワイトクリフを下から見るとこんな感じ。
  • 足元は砂利浜ではなく、直径数センチの石ころ浜。歩くたびに足がズボッと沈んで歩きにくかった。

Helter Skelterのあるブライトンピア

  • 映画エンディングの冒頭に出てくる滑り台"Helter Skelter"は、ブライトン駅南方にある桟橋ブライトンピアの先っぽ。
  • カラフルな外装だが誰も近づく人はおらず、寂れた遊園地然とした佇まい。

  • エンディング映像に一瞬だけ出てきたメリーゴーランドも同様に誰も乗っていなかった。
  • 晴れた日ならまた別の印象だったろうが、曇天によって一層かき立てられる寂寞感がまた味わい深いのかも知れない。

  • まあ、観光客もいるにはいるんですがやはり寂しい、流れてくる曲がWild Cherryの"Play That Funky Music"だったりで何とも。
  • 海岸沿いには、映画「さらば青春の光」でスティングが扮するモッズ青年・エースの勤めていたホテルがあるらしい*2

アクセス方法など

  • ロンドンのヴィクトリア駅から出ている列車でブライトン駅まで約1時間。
  • 列車チケットは当日でも買える。英会話に自信がない場合は自販機でも購入できる(クレジット可)。
  • ブライトンもしくはその東側のイーストボーンからバスで"Seven Sisters Country Park"まで行ける。だいたい10分間隔で運行している。
  • パーク入り口から断崖、往復で歩いて1時間半〜2時間くらい。ロンドンから行って戻るには半日ちょい見ておいたほうがいい。
  • まあ、いずれにせよ足が疲れるので歩きやすい靴が必須。
  • 秋以降は日が陰ると冷えるので着込んだほうが無難だけど、歩いているとけっこう汗をかくので体温調整も注意。


おつかれにゃん。

*1:折角の機会だから「あずにゃんLOVE」とでも書いておけばよかったと今にして後悔。

*2:事前確認しておくべきだった:イングランド南東部を走る:薔薇と美食とお屋敷と (2012年6月中旬)