読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『けいおん!』高校編6(きららキャラット)

昨日「まんがタイムきららキャラット」11月号を入手。
今回は修学旅行&お留守番回。そういえば、唯たちが修学旅行してた時のお留守番エピソードはアニメオリジナルでしたね。このコミック版で下級生のお留守番エピソードを入れたのは、修学旅行の先が同じ京都ということもあり、エピソードが被ることを避ける目的があったのでしょう。また、純ちゃんの早朝くせ毛ネタを織り込むことで、アニメ版との不足分を上手く回収していると思います。
全体の流れとしては、大きな転機が訪れるわけでもなく割と地味なんですが、何気ない会話のやりとりが良かったです。修学旅行の朝食場面から。

憂「何もしないでも朝ごはんが出てくるなんて・・・」
梓「うちのお母さんが旅行中にまったく同じこと言ってた・・・」
純「私、憂の娘になろうかな!おいしい朝ごはん作ってくれそうだし!」
憂「え!こんな大きい子育てられるかなー」
憂「こら!純!バッテン箸はダメでしょ!」
純「キャー!スパルタママだー!」

あずにゃんママは専業主婦なんですかね・・・「両親がジャズミュージシャン」という初期設定はあるけど今でも現役なのかは不明、少なくとも原作3巻の描写を見る限りでは、ライブやら何やらで夫婦ともども家を空けがちな家族とは思えませんね。
それから、珍しく憂と純のボケツッコミが出てきました。この2人は同じ中学出身らしいのでそこそこ息は合うのでしょう。ただ、憂の性格からして上級生の澪律のようなどつき漫才にはならなさそう。
下級生チームのスミーレ&奥田さんは、互いにファーストネームを呼び合う仲になるかと思いきや、なかなか微妙なところですね。さわちゃんも奥田さんにだけは「さん」づけだし。やっぱり奥田さんは奥田さんか・・・ハルヒシリーズの鶴屋さんのようにファーストネーム未設定でも良かったかも知れません。
それはそうとして、今回のように上級生と下級生が分かれた構成だと、まだまだ大学生組ほどの強い個性は発揮できていないなあ、という印象も受けます。3年生はおとなしめだし、1年生2人のシークエンスも先生が出てこないとしまらない感じだし、互いに足りないところを補完しあっているのが現・高校生の5人、とも言えるか・・・まあ、先生に対する梓のツッコミはだいぶ強くなってきているのですが。下級生からの信頼も篤いようだし・・・。
ここでやっと連載再開から半年経ったわけですが、この先に大きな展開がありそうな予感はするもののまだ先が見えていないですね。毎回ムギちゃんの存在をほのめかす演出を見れば大学生組との邂逅もあるんだろうと思いますが、まだ春の装いから抜け出せていない高校編、夏合宿や文化祭のエピソードはもっと後になりそうだし、当分読者を焦らす展開が続くのでしょうか。
憶測ですが、作者としては「安易に大学組と高校組を鉢合わせたくない」という思いがあるのかも知れません。どう見ても唯たちのほうが個性が強いですから(アニメ化によってHTT5人の存在が大きくなりすぎた側面は大いにあると思うし)両者の鉢合わせによって梓たち高校組が存在感の面で負けてしまってはマズイ、やっぱり高校編は「梓進学&5人HTT復活」までの場つなぎだったのか!と思わせる展開にはしたくない云々、原作者かきさんの葛藤があるようにも思います。
とはいえ、次回あたりに何かしらサプライズがあることをちょっと期待しています・・・。