『けいおん!』大学編5(きらら)

昨日「まんがタイムきらら」の9月号を入手。表紙がHTT4人の水着姿だったもので「いよいよ夏休み回か!ムギちゃんの別荘にお呼ばれしての合宿回か!」と少々期待したのですが・・・とんだフェイントでした。
卒業アルバムの話題から派生した晶ちゃんのコイバナ・・・ぼくは勝手に新キャラ3人も女子校出身者だと踏んでいたので途中から出てくる男子っぽいキャラも実は女、やっぱり女子校だとボーイッシュな子に人気が集まるんだなあと、読み進めていったら、本当に男子だった!
(おお・・・)
考えてみれば、けいおんシリーズで主人公たちと同世代の男子キャラが登場するのは初めてですよね、回想シーンとはいえ。まあ、コイバナといっても本当に付き合っていた訳ではないようですが、当事者の晶がその後の未練たらたらを否定しないところを見ると、今後の展開もありそうな予感がします。文化祭やバイト先でばったり再会で、焼けぼっくいに何とやらとか。
個人的には、新キャラ3人の誰かに彼氏ができても「まあそれはそれでいいんじゃね?」と思っています。基本的に大学編のけいおんはHTT4人を中心に進められている話ですから、誰がくっつこうが離れようが、物語自体はさほど揺るがない。ただ、仮にメイン4人に彼氏が・・・となれば、ファンが激怒するとかいう以前に、一時的にせよそいつを準レギュラーくらいの扱いにしなきゃいけないわけで、そうなると話のバランスを考え直す必要も出てくるし、そこまであれこれ考慮して彼氏を出す必要あるのか・・・と思うんですね。
(まあ、ぼくとしては話が面白かったらそれでいいんですけど・・・)
閑話休題、原作4巻に出てきた「りっちゃん彼氏騒動」以来、唯は「いじり役」のポジションを確立してきました。唯といえば「天然でずれた感性」という点の印象が強いですが、あれはアニメ版のオリジナルエピソードで大々的にフィーチャーしていたところでもあるし。一方いじられ役の晶ちゃんは、読者視点からすれば「澪の代わり」に見えるけど、唯からすれば「あずにゃんの代わり」なのかも。楽器パートも学部も同じで接点も多いし、リアクションはオモロイし。
ともあれ大学編では、

  • 唯と律・・・いじり役
  • 晶・・・いじられ役
  • ムギ・・・傍観ときどき便乗
  • 澪・・・いつのまにか引きずり込まれてる
  • 幸と菖・・・客観的なコメント役

こんな関係がだいぶ出来上がってきたように思います。
新キャラ3人のほうは、学外でもバンド活動をしているようですし(プロ志向?)恋愛関係にも脈あり?ということで、HTTたちとは少しずつ方向性に差をつけられている模様。それぞれの性格や関係性が見えてきたところで、次回にも期待が持てます。