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『けいおん!!』BD7巻を見た。

やっとこさ。

けいおん!!(第2期) 7 [DVD]

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19〜21話を続けて見たところで印象に残るのは澪でしたね。18話でのメイド喫茶修行も何のその、演劇、ライブ、卒アル撮影・・・何度場数を踏んだところで彼女の上がり症はまったく治まる気配なし。いい加減じれったくもなるけど、まあこれが澪の売りでもあるわけで。というか、2期に入ってからは優等生的なイメージが崩れだしてきて、いつの間にやらナシクズシ的にみんなと歩調を合わせるようになった結果、いくぶん影が薄くなった感も否めず、最終的に澪を印象づける部分といえば「恥ずかしがり」と「恐がり」ぐらいか、てな悲しい事情もあったりするのかも。
21話は特にそうだけれど、澪ってけっこうヘタレなんですよね。しっかり者でみんなをリードして、支えているように見えて、実はみんなに支えてもらわないと何もできない。終盤になってそういう面が段々とあらわになってきた気がする。推薦入試を蹴ることで唯と律を暗に誘い出すなんてのも、自分からは言い出せない彼女の性格ゆえか。まあ、そんな脆弱な部分と、バーン!と啖呵を切るが如くカッコイイ自己主張をぶちまける後期エンディングの立ち振る舞いとのギャップも面白いなあ。
それはそうとして、20話のライブ。
放映時はいろいろと批判を受けた印象のある唯のグダグダMCですが、ぼくは好意的に評価したいですね。あれは別に唯の性格を悪目立ちさせてたわけじゃなくて、あれこそが軽音部の真骨頂、部活の名を借りて3年間無軌道にダベってばかりだった軽音部に相応しい総決算的なパフォーマンスなんじゃない?
HTTに声援を送るモブ子たちも微笑ましい。ああいう光景を見ているとついつい自分の過去を振り返ってしまうのが悲しい性、ぼくが高校生の頃もやはり文化祭でバンドのライブやってるのを毎年見ていたけど、あと一歩のところで気が引けてしまうというか、あの熱気にえいやっ!と身を投じるまでには至らなかったんですね。いつまでも傍観者スタンスのまま。個人的にはそういうほろ苦い悔恨めいた記憶をついつい呼び出してしまうのですが、それを差っ引いても・・・いいですよねあの和気藹々ムードは。ほんとに若いっていいよなおい。
あのライブのシークエンスが申し分なかっただけに、20話終盤の、いかにも取って付けたようなお涙頂戴的演出はどうよ、と思ってしまうんですよね。まあ、あの5人でしか分からない心情も織り交ぜておきたかったのかとは思うけど、もう次はないんだよ、これで最後なんだよ、とワンワン泣いておきながら、次の21話では相変わらず部室で和みまくりだし、全員同じ女子大受けるわけだし、もうほんまに「どないやねん!」ですわ。20話でマジ泣きした人は、21話見た後に本気で怒ってもいいんじゃないか?
まあ、今月は声優さんたちのライブイベントもあることだし、やっぱりみんな最後は大泣きするんだろうな。