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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第8話を見た。

今更ながら。
ケータイ小説編の続きではあるものの、アニメのオリジナルエピソードでした。
なんでオリジナルの展開にしたかというと(ぼくはこの経緯をこれまで知らなかったのだが)、どうやら今年に入ってから「俺妹」の出版元である電撃文庫で盗作騒ぎがあったため、原作に出てくる「桐乃の小説が盗作される」エピソードをそのまま使うことができず、別のストーリーを持ってくることになったらしいですね。
加えて、アニメのエピソードが盛り上がりに欠けたせいでしょうか、アニメ版に出てくる「原作を大幅に改編したアニメ化企画への批判」がそのまま今回の第8話にはね返ってきたような、そんな印象を(ウェブ上の感想をちらちら見ながら、確かになあと)感じたりもしました。
確かに、この第8話は盛り上がりに欠けるというか、パンチがないというか・・・ぼくの思うパンチとはたとえば「桐乃がとにかく理不尽にキレまくる」とか「京介の発言が突然暴走する」といったおなじみの展開なんですが、そのほかにも笑いの部分が少なかったし、アニメの企画スタッフに諭されるような形でいつになく桐乃は弱気だし、終盤で京介が泣き落としにかかるくだりも、あんまりこのアニメらしくない演出だなあと感じました。まあ、これが『バクマン』の中のエピソードだったらこういうのもありかなと思えるのでしょうけれど、俺妹は主人公が物書きを目指す話じゃないし。
とはいえ、仮にくだんの盗作騒ぎがなくて原作のストーリーを使うことになったとしても、ケータイ小説がらみの話はかなり濃密ですから、そのまま使えば3話(黒猫の原稿持ち込み話をバッサリ切ったとしても2話?)ぐらい余裕で消費しちゃうかなと思います。それが無理なら、たぶんアニメ版では大幅に原作の流れを端折ることになったでしょう。そう考えるとどっちに転んでも原作を読んだ人には物足りなくなったのでは、そんな風に思います。
次の第9話もオリジナルエピソードらしいけれど、どうなることやら。
個人的な話ですが、録画していた第8話を日曜の夜に見ているとTwitterのタイムラインに第9話関係のつぶやきがどんどん流れてきて少し悲しい気分になったりもしました。関西と関東では1週間近くもタイムラグがあるんだなあ。

めざせ年内読破。