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『けいおん!!』BD第4巻を見た。

本日ゲット。

第2期の放送回は、最終話まで一応ぜんぶ録画してあるんですが、それでもディスクを買ってしまうのはオーディオコメンタリーのオプションがあるから。
今まで気付かなかったのは、第12話「夏フェス!」の後半、雨上がりのカットですね。

スタッフのコメンタリーで坂本一也さん(演出)の言及があったところ。キャプチャ画像だと分かりづらくなってしまいましたが、この前後の背景とセルは全体的に黄色みを帯びた色合いが付けられています。雨が上がった後、まだ曇っているけれど空は白い感じ、そんな時の色合いをいくつか試した結果、スタッフの間で「これだ!」と決まったのだそうです。
そういえば確かに、夏の雨上がりに辺り全体が黄色っぽく感じられる時、ありますよね。太陽光線がどう作用しているのか、どういう加減でああいう色合いになるのか分かりませんが、分からないだけに印象に残ってしまう黄色の光景。これはリアルですね。夏だけしか見られない黄色。実写の映画だと、中江裕司監督の『ナビィの恋』でこれと同じような黄色が出てきたのを記憶しています。
この12話では(初めての夏フェスということで)澪がいつもの冷静さを失っていて、普段は振り回す側のりっちゃんが逆に振り回される構図がなかなか面白かったです。でも、最終的に物語の牽引役・まとめ役になるのは澪ではなく唯なんですね。

ここで唯が5人の真ん中にいることが象徴的ですが、第2期の特に後半からは主に唯がイニシアチブをとる展開が多くて、それに伴う形で澪の影はだんだん薄くなってきたように思います。まあ、澪は「恥ずかしがり」や「律へのツッコミ役」という部分をフィーチャーしないと前に出しにくい、難しいキャラなのかも知れません。同じツッコミキャラでも、梓だと「ただひとりの後輩」という点で主人公に持って来やすいのですが。
この第4巻では、さわちゃんメインの10話も良かったですけど、11話のように最後までひたすらグダグダするだけの話のほうが何度でも繰り返し楽しめるように思います。ここでは「卒業」や「別れ」を暗示させる要素が全く出てこないせいかも知れません。