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『けいおん!ライブイベント レッツゴー!』を見た。

先日タワレコで購入。

昨年12月30日、横浜アリーナでの『けいおん!』の声優さんたちによるライブ映像です。実をいうと、ぼくはこのライブがあった時点ではまだ『けいおん!』を一度も見たことがなく(コミックもアニメも)ツイッターでライブの感想を書いているのをちらちらと見てへぇーと思ったくらいでした。
そして、今年の2月くらいになってからレンタルで第1期のDVDを借りて鑑賞、それから第2期以降はリアルタイム鑑賞になっていて、ライブを実体験した人たちから半年遅れの感慨を味わうことになったわけですが、これがなかなか良かった。

当て振りには複雑な心境

しょっぱなの「Cagayake!GIRLS」は5人が楽器をかかえて登場するものの、実際には演奏をしない当て振りのパフォーマンス。それなりに難易度のある曲だし、そこらへんの事情についてはウェブ上の情報である程度は事前に知っていたけれど、やっぱり引っかかるものがありました。
昔からぼくは当て振りやエアギターのようなパフォーマンスが嫌いで「楽器もって演奏するならちゃんと演奏する、しないなら最初から楽器を持つな、どちらかハッキリしろ!」という考え方なんです。ものまね番組とかお笑い的なシチュエーションであっても、芸人さんたちが弾けもしないギターをぶら下げてテキトーな弾き真似をするのがまったくもって許せない。これは、なまじ自分がギターを弾けるゆえの(ぜんぜん下手ですが)狭い了見なのかも知れませんけれど。

でも・・・

少し見方を変えてみると、アニメの中で唯ちゃんたちが楽器を弾いている場面だって一種の「当て振り」なんですよね(だって、実際に演奏しているのは別のプロミュージシャンなんだから)。そういうふうに考えると、声優さんたちのパフォーマンスを見て単純に腹を立てたりガッカリする必要はなくなります。
それと、多くの人が感じることだと思いますが、フェイクのパフォーマンスが続いたからこそ、終盤で披露するガチの演奏が映える、という効果もありますね。それまでの演奏と比べれば音が薄っぺらに感じたりたどたどしく聞こえるのは確かだけど、今まで各キャラクターと共有してきた時間の記憶みたいなものが親近感となって、足りない部分を補ってくれる。とくに「ふわふわ時間」は第1期12話(家にギターを取りに帰った唯が学校にダッシュする以降の展開)の感慨がどどーっ!と押し寄せる感じで、胸にグッときました。

「いくぜー!」のかけ声が素敵な佐藤聡美さん。りっちゃんと同じく小柄な体格でカワイイです。ドラムセットには澪&律のぬいぐるみがかかっている。

ふわふわ時間」の間奏で余裕のソロを決める寿美菜子さん。前方正面に向ける眼差しが非常にクール。これは惚れます。

けいおん大好き!

曲が一応エンディングを迎えた後に、ムギちゃんのキーボードから演奏を再開する流れはアニメと同じ。これはお約束といえばお約束なんだろうけど、いいよね・・・。最後のほうではボーカル担当の豊崎さん&日笠さんが涙声になるわとトーンがうわずるわで大変でしたが、文化祭のライブで演奏する唯たちの感慨もこんなだったろうなと思いながら見ていました。実際にライブを見に行っていたらその場で泣き崩れていたかも知れません。演奏についてはほぼ素人な人たちのパフォーマンスがなぜここまで胸を打つのかといえば、今まで同じ時間を共有してきたという記憶・感覚のなせる技、これにつきますね。
第2期の放映終了したあと、今年もやるのかな。やるとしたら純ちゃんの参加もあるだろうし(ベースの披露もあり?)ぜひとも見に行きたいものですな。