最近買ったCD(60年代ソウル系)

少し前にNHK BS1ピーター・バラカンがナビゲーターを務めるシリーズ「ソウル・ディープ」(BBCの番組、全6回)を見て、モロに衝撃を受けて、というか単純に格好良かったので購入。

Exciting Wilson Pickett [12 inch Analog]

Exciting Wilson Pickett [12 inch Analog]

1曲目は「ナーナナナナー」のコーラスリフレインで有名な"Land Of 1000 Dances"(邦題は「ダンス天国」)。とにかく熱いですな。これからの時期、屋内ではエアコンなしで聞くことはできない。7曲目の"In The Midnight Hour"も好き。

ピケットの、両肘と腰をクイッと後ろに引くモーションはなんかレトロで良いなあ。日本でも誰かやってなかったかなあ。

あと、忌野清志郎がBooker T & the MG'sをバックに歌っている映像を見つけた。これは貴重。CDも出ているようです。
それから、タワレコで5枚組を2,500円で買ったのがアレサ・フランクリン
5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET/ARETHA FRANKLIN

5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET/ARETHA FRANKLIN

この人のは、だいぶ前にフィルモア・イーストのライヴ盤を1枚買っていて、その盤もここに入っているんだけどまあいいか。コンパクトな紙ボックス、紙ジャケにはディスクがそのまま入っているだけ、ライナーノーツはもちろん歌詞カードもなし。簡素なことこの上ないが、流して聞くぶんには不足なし。"I Say A Little Prayer"がよかった。
それから、それから、以前から欲しかったJBのアポロライヴ。
Live at the Apollo 2 (Dlx) (Dig)

Live at the Apollo 2 (Dlx) (Dig)

ジェームス・ブラウンといえば『セックス・マシーン』のアルバムがどうしようもないくらい格好良かったので、もうこれを越えるものはあるまいと思っていたんだけど、これはこれでカッコイイ。Disc1収録の"It's Man's Man's Man's World"は19分を越えるロングバージョン。これには圧倒されます。この曲はいくら長くても飽きることがないな。あと、どの曲だった忘れたのだが、途中でオーティス・レディングの「ファ・ファ・ファ」を引用した部分や、オーティスお得意の"Gotta, Gotta"を連発するくだりもあって楽しめた。そう、アポロでのライヴが1967年の6月で、同じ年の12月にはオーティス・レディングは飛行機事故で亡くなっている。

1967年12月10日、オーティス・レデイングとバーケイズのメンバー5人、マネージャー及びパイロットの8名の乗った双発機ビーチクラフトモデル 18が、次の公演地であるウィスコンシン州マディソンに向かう途中、濃霧で滑走路を見失い近くのモノナ湖に墜落。トランペットのベン・コーリーを除く7人が死亡した。オーティスの盟友ジェームズ・ブラウンは、自家用飛行機で移動する事の危惧を訴えていたという。
オーティス・レディング - Wikipedia

ほほう。