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『けいおん!!』第6話を見た

今回は前回と違って、原作コミックの流れをなぞりながら少しずつ話をふくらましていく趣向ですが、雨降りや小セッションなど、前回と似たテイストも感じられました。今回は複数楽器のアンサンブルではないものの、その場でふっと思いついた流れで曲に入っていくところや、演奏場面以外(平沢家だけでなく他メンバーの自室)の光景がさりげなく重ねられているところなど、良くできてるなあと感心しました。
気になったところを挙げてみる。

ギー太をかばうあまり制服がズブ濡れになって、動物の着ぐるみに手をつける唯。

原作ではクマだったのがブタになってますね。たしか律っちゃんが「まだ、さわちゃんに返してなかったのか」と突っ込むんですが、あれってさわちゃん先生の私物じゃなくて演劇部からの借り物だったのでは?(第2話の整頓編でそういう話が出てきたと思う)

澪先輩の鋭すぎるツッコミ。

ギター用のレインコートに始まって、指ストレッチ用のゴムバンドやリズム感養成CDなど、あずにゃんがいろいろ手持ちのギター用通販グッズを披露していると、澪が「梓、それ、みんな役に立ったのか?」とマジで問いただすもんだから、あずにゃんは慌てて別の話題を振ってしまうんですが、どうもこのくだりは個人的に引っかかる。
「それ、みんな役に立ったのか?」
というのは、普通は「そんなもんでギターが上達するわけないだろ」という反語的ニュアンスが窺えるのだけど、そういう問いかけを初心者の唯にならまだしも(おそらくは澪よりも)楽器経験の長い梓に吹っ掛けるのは、澪先輩、どういう風の吹き回しなんですかね。ひそかにあずにゃんへの牽制球?(後輩のくせに調子のんなよとか、猫グッズで唯の歓心買おうとすんなよとか)

一方、梓は全く正反対だったりします。
これすっげーわかるんだよなー、自分は梓型です。
楽器が好きで好きで、好きすぎるくらいなんですが、唯みたいな感覚的な愛し方ではなくて愛していることを知識と形式で表現するタイプなんですよ。
上にあげた3枚は、明らかに使わなさそうな楽器関連のアイテム。乾燥剤、どこでもつかえるギタースタンド、指のストレッチゴム。使わない、それは絶対使わない。いや、使ってるかもしれないけど全部は使わない。
なんでも楽しめる少女、唯にみんな惹かれてく。「けいおん!!」第六話 - たまごまごごはん

ああ・・・確かに使わないですよね。ぼくも趣味でギター弾きますけど、上記アイテムを楽器店で見かけても「ああ、ギター初心者が手を出しそうなグッズだよな」とハナから相手にしないです。ただ、楽器経験が豊富で自分なりの上達方法を心得ているはずの梓が、なんであんな安物グッズをわざわざみんなの前で取り出して自慢したりするのかな、と別の疑問も湧いてきます(あと、澪のツッコミはいつも直球だからちょっと怖く感じるんだよなあ)。

立花姫子ちゃん再登場。

モブキャラの姫子ちゃんについては「ヤンキーっぽい、ギャルっぽい」という意見をちらほら見かけましたが、今どきの女子校生を普通に描いたら自然とああいうルックスになるんじゃないか、とも思います。むしろ軽音部の5人が浮き世離れしたファンタジー界の人たちなわけで、その中でも天然度随一の唯が隣の席となれば、好意という以前に好奇心でガン見しちゃうのかも。ともあれ、目は釣り気味なのに眉は八の字、ちょっと憂いを帯びた容貌が良いですな。