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皮膚のわずらい(2)

土曜日に皮膚科で掌蹠膿疱症と診断されて3日目。ステロイド剤(デルモベート)を塗った上にガーゼを貼って一日中過ごしているのだが、今日になってだいぶ腫れが治まった。ガーゼを当てることで薬効成分が逃げなかったせいか、かゆみもほとんどなくなった。とはいえ、炎症の部分は皮膚表面がガサガサだし、くすんだピンク色になっている。完全に治るまでにはもう少し時間がかかりそうだ。当面は今の治療法を続けよう。
ブログで掌蹠膿疱症のことを書いているエントリーを検索していると、けっこうビオチンに言及している人が目に付いた。ぼくの受診先の先生は「ビタミン不足が原因だとは断定できない」と、かなり慎重な姿勢だったが本当のところはどうなんだろう。治りが悪いようだったら、ドラッグストアでビタミンB関係のサプリを探してみるのも手か。
皮膚のことでいえば、ぼくは子供時代にアトピー性皮膚炎を長く患っており、それが治ってからも、10代の後半から20代の前半にかけては手荒れに苦しめられた。指があかぎれでぼろぼろになると、たいていの手作業はおっくうになり、ほとんど何もする気が起こらない(ぼくの慢性的な無気力は、皮膚のわずらいに起因していると思う)。アトピー持ちの子を育てていたにもかかわらず、うちの親は「手荒れなんぞはメンソレータム塗っておけば大丈夫」と、かなりいい加減な反応しか示さず、ぼく自身も20代の後半にさしかかるまでは自分の中で皮膚科にかかるという発想がなかったのである。これは非常に誤った経過だったと思う。
最近で一番ひどかったのは2004年。春のはじめあたりから足の甲が炎症に襲われ、ひどい時期は太腿からおしりのあたりまでが痛痒感に苛まれた。睡眠すら満足にとれないほどで、さすがにこの時は皮膚科のある診療所に何度も通った。夏の終わりにはようやく治まったのだが、12月頃に再発し、これが翌年の春あたりまで続いた。患部に薬を塗ってガーゼを貼る作業が続く毎日、ガーゼを剥がすと膿の黄色と血液の赤が混じった気味の悪いどろどろが出てくるので気分も悪い。精神的にもつらい日々だった(この時期は二軒の皮膚科に通ったが、どちらでも「原因不明」と診断された)。
そうそう、2年前の2008年も春から夏にかけてがひどかった。今度は足ではなく背中と脇腹と二の腕。背中と脇腹は寝ているときに布団で擦れるから困る。とくに背中はガーゼを貼るにもピタリと患部にはまらない。風呂場の鏡を見ながら「ここかな、ここかな」とやる姿は我ながら情けないものだった。腕に炎症が目立つと半袖シャツで外を歩くのもはばかられ、暑い最中も薄手の麻シャツを羽織っていた。いまだに当時の患部はあざになって残っている。