ガットギターでバンジョー風プレイに挑戦

最近新しいナイロン弦ギターを入手してハマっているのが"Jerry's Breakdown"というカントリーの曲。まずはこの映像から。

チェット・アトキンスの右でガットギターを弾いているのがジェリー・リード。冒頭からすさまじいバンジョー風のカントリーフレーズの連発で「こんなん弾けるかい!」と切れそうになったりするんだが、YouTubeでは練習用(?)にスローバージョンを披露している人もいる。

これなら耳コピでも音を拾えそうな気もするんだが、開放弦を多用しているようなので左手のポジションだけを追っていてもいまいちピンとこない箇所が多い。できれば右手の映像もほしかった。
さいわいなことに「Jerry's Breakdown Tab」とかでググってみると、テキスト形式の簡易なタブ譜を公開しているサイトにいくつかたどりつけるので、興味のある人はそれを見ながら練習するといいです。ぼくもその方法で頑張っています。
簡単にいうとこの曲は

  • バンジョー風のロールプレイ(つまりアルペジオの連発)
  • クロマチック・フレーズ(開放弦を多用したフレーズ)

のマスターが肝なのです。カントリー以外の弾き方ではほとんど出てこないので慣れないと手こずる奏法だけれど、逆に言えば「慣れれば意外と楽に弾けてしまう!」のではないかと思っている。数日間練習してみた印象では、

  • 左手の横移動(同弦移動)が少ないので、左手より右手の動きをスムーズにさせる必要があるかも。
  • スティール弦のギターより弦と弦と間隔が広いガットギターのほうがアルペジオがやりやすい。

なにはともあれ、練習、練習。
エレキギターですが、カントリー奏法の練習にはこちらのDVDが参考になるかも。

究極のカントリー・フレーズ大全 [DVD]

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徳武弘文さんの実演あり。