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真如堂で結願法要を見た。

先月、真如堂に行ったとき、今日が「お十夜」の最終日・結願法要の日であることをチェックしていた。
今回の真如堂行きは自転車ではなく電車。地下鉄・蹴上駅から徒歩30分くらいか。駅の北側にある南禅寺周辺は予想通りというべきか観光客が多い。南禅寺永観堂哲学の道というといかにも観光地的な匂いがあるので(建仁寺近くの花見小路もそうだが)京都在住者としてはどうもこそばゆい感じがして敬遠する。そんなわけで南禅寺境内を通るのはやめにして、仁王門通白川通を北上して真如堂へ向かった。かなり早足で歩いたせいか、長袖の上着を羽織っただけなのに汗ばんできた。

ぼくが境内に入ったときには、法要開始の2時を少し回ったところで。本堂前には大勢の人が詰めかけていた。こんなに盛況とはびっくりしたなあ。写真に映っている五色の雲をあしらった袈裟姿の僧侶のほかに、法螺貝を手にした山伏、小さな鐘のようなものをもった年配のご婦人グループ、お稚児さん、烏帽子姿の神主さんらしき人も列をなして本堂へ入っていく。

写真に映っている五色の雲をあしらった袈裟姿の僧侶のほかに、法螺貝を手にした山伏、小さな鐘のようなものをもった年配のご婦人グループ、お稚児さん、烏帽子姿の神主さんらしき人も列をなして本堂へ入っていく。
浄土宗と刺繍された紫色のタイをつけた信者さん以外にも、ぼくたちのような一般参拝者も本堂に入れた。入れたというか、何となく人の波に従って入っていった感じですが。本尊・阿弥陀如来像の前にずらったと並んだ僧侶たちが読経をあげる中、その後方では裃姿の男性たちがいっせいに鉦を打ち鳴らす。これはなかなか荘厳。祇園祭の鉦の音よりもやや重い響きだった。
特に断り書きはしていなかったようだけれど、やはり本堂内で撮影するのは気が引けるので、法要中の写真はありません。
読経がひととおり終わった後、拝観料を払って期間限定公開の本尊・阿弥陀如来像を見てきた。本堂内の拝観受付コーナーにはずらっと行列ができるほどで、拝観といってもほんの10秒くらい如来さんの顔を覗き見る程度。列をなした参拝客は順々に、阿弥陀如来の指からつながっているという紅白の紐を握ってお祈りをする。阿弥陀如来の向かって左に不動明王。右に千手観音。
本堂では、本尊の他に「観経曼陀羅」という八畳敷きほどの刺繍が天井から下がっているのを見ることができた。古代インド・マガダ国の話、ダイバダッタにそそのかされたアジャセによる国王殺害、イダイケ夫人による祈念によって仏様が王宮に来臨するという「涅槃経」の物語にもとづいているという。
また、今日は法要記念ということで帰りにお札をもらった。

決定往生!
その他の写真を少しばかり。

本堂の左手にちょこんと立っている伝教大師最澄)の像。足元に小さなお地蔵さんもいる。

足元を紅葉に彩られた五重塔

みたらし団子を売っている。3本で300円。なかなかおいしかった。子供の売り声がかわいらしい。