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台湾旅行(2日目・左営蓮池譚)

台湾3泊4日の2日目です。
ヒマなので朝方テレビを見ていたら、台湾の漁船が釣魚島(尖閣諸島)付近で日本側に拿捕されたニュースの模様。
ひょっとしてこれか→外交部:日本に拿捕された漁船「フォルモサ酋長2号」の解決を全力支援 - 台湾ニュース - 台北駐日経済文化代表処 台北駐日經濟文化代表處
テレビに映る人はみんな非常に怒っているようだ。一応、漢字の字幕が出ているが、日本に対して怒っているのか、自国行政の手際が拙いと怒っているのか判然としない。そんな対日ニュースもありながら「日本藝人演唱會」とか「V6来台」とかの芸能ネタもあり。ドメスティックなチャンネルとしては仏教関係や株式関係に特化したチャンネルもある模様。日本でいうスカパー的な放送がそのまま入ってきているのか。ともかく台湾のテレビは字幕が充実している。漢字の字幕がないと何を言っているのかさっぱり理解できない。
台湾には日本ほどドリンクの自販機がない代わりに、アイスティーなどを店先で販売している光景が目につく。市中や駅構内にはセブンイレブンが多かった。コンビニで売っている飲み物はだいたいNT$20-30。

これはセブンイレブンで買った杏仁豆腐味のドリンク。けっこう甘い。
午前中に高速鉄道高雄に向かう。正確には高雄じゃなくて左營(ツォイン)なんだけど、それはともかく台北駅についたら「高鐵(高速鉄道)」の表示を目当てにあるけば台湾新幹線の乗り場に行ける。ぼくは先にインターネットで乗車券を予約していたので「網路/語音訂位取票」のコーナーに向かった。

ここで、ネット予約後に届いたメールのプリントアウト&パスポート(予約時に入力した身分証明番号の確認用)を提示すればOK。さほど言葉のやりとりは必要ない。強いていえば最初に「我已經訂了票(私は先にチケットを予約しています)」と言うくらいのことか。もっともこれはぼくが適当に思いついた中国語なのだが。
高速鉄道には各駅停車と2〜3の駅にしか停まらない列車があり、後者に乗ると台北から左營までの所要時間は約90分。さすが日本の資本が入っているせいか車内の雰囲気は日本の新幹線とほとんど変わらず。車窓から見える田園風景も日本とほとんど変わらなかった。
さて、左營に着いてから龍と虎の門で有名な観光スポット「左営蓮池譚」を目指す。駅前にバス停があることは事前の情報で知っていたのだが、哀しいかな台湾のバス停には日本のような時刻表がなく(路線図はある)いつになったらバスが来るのか分からないので心細い・・・と思っていたらタクシーの運ちゃんが数人こちらにやってきた。
彼らの言葉から聞き取れるのは「哪里」や「告訴」くらいの単語だけなんだが、これらの言葉から察するに「どこへ行くんだ、教えてくれ」と言いたいのだろう。まあ、ぼくの印象では「おい兄ちゃんどこ行くねんな、ワシが連れてったるで」と大阪弁で言われているような雰囲気、よく言えば気さくだし、悪く言えばちょっと怖い。ここで「いや、ぼくはここでバスを待ちます!」と言いたかったのだが、うまい具合に言葉が思いつかない。結局運ちゃん集団の気迫(?)に押されてタクシーに乗ることにした。
ぼくを乗せてくれたのは声をかけてきた運転手とは別の人で、昼寝から起きたばかりなのかボンヤリした感じ。発車してもメーターを倒す気配がないので、こちらが"Is This Meter running?"と尋ねてやっとメーターを動かした。あまり愛想は良くない。所要時間は約10分、料金はNT$140。まあこんなもんか(駅前にたむろしていた運ちゃんは全員私服だったが、タクシーはお揃いの黄色だったし、観光客をカモにする悪徳業者ではなさそうだ。初対面だと少し怖そうだが)。
さて、左営蓮池譚。

入口正面から見た龍と虎。なかなかユーモラスというか間抜けです(笑)。

龍の口から入る。通路の中程に座っているおばさんにお布施を払って絵はがきをもらいます。

そして虎のお尻から入って、口から出てきます。それだけ。左営蓮池譚の池の周りをぐるっと一周すれば優に1時間はかかりそうだし、この暑さでは途中でバテてしまうだろう。それに龍虎以外は特に見るべき物は見当たらないので帰ることにした。ところが哀しいかな、ここからどうやって戻ればいいのか分からない。
さきほどの黄色いタクシーがいつやって来るのか分からないし、バス停がどこにあるのかも分からない(近くにいる爺さんに尋ねてみたが知らないようだった)。それでも何とかバス停らしき待合い場所を見つけたのだが、そこに座っているおじさんに料金をきいたところ手を差し出してきた。何を言っているのか分からないが「金を出せ」というジェスチャーに見えて怖かったので、その場を立ち去る。それからあてどもなくふらふらと歩いていたら地図を発見。左營という文字が見えたのでそこを目指して歩いていくと、高速鉄道ではなく台鉄(在来線)の左営駅だった。

いかにも田舎のローカル線といった駅舎の佇まい。ここから「新左営」に行けば高速鉄道の左営駅に着くのだが、ぼくの宿泊先は高雄なので新左営とは逆方向に1駅先の高雄駅行き切符を購入。

ぼくは全然鉄道マニアじゃないけれど、こういう風景は好きですね。